「東西南北を青春キップで冒険中♪」中々、耳に残る歌でした。映画『#トラペジウム』ストレートな物語で、あまりディープになっていかないので楽しく観れました。@trapezium_movie

トラペジウム/日本映画
監  督:篠原正寛
公開日:2024年5月10日

トラペジウム
(C)2024「トラペジウム」製作委員会

60過ぎのジジイには敷居の高い作品かと思いましたが、多種多様なお客さんが入っていて若干ホッとしました。元坂道グループの高山一実さんが現役時代に連載していた小説が原作だそうですが、アイドルに関心が無いので知りませんでした。

いや、もう子供の頃から全く触れて来なかったので…いろんなアイドルがいる位のコトは知ってましたが、スルーしてきました。今作は、映画館で予告編を観て「真面目そうなサクセスストーリーのようなので、食わず嫌いせずに観てみようか。」という位の気軽かつ無責任かつ暇つぶしな感覚で観たワケですが、オモシロかったです。実際のアイドルの方が書いた話ですから、大筋は事実でしょうが、ドロドロにならないように抑制が効いていて観ていて疲れない作品です。全体的に自己肯定感が強めで、ストーリーとキャラクターデザインに違和感が出ないように創られていて不快感を持たれないように工夫されています。タイトルの「トラペジウム」の意味は、数学的には不等辺四角形という意味ですが、この作品的にはオリオン座の中心部に有る若い4つの星という意味合いが使用されていると思います。どちらの意味もかかっているとは思われますが。作品中頻繁に星空のシーンが出て来ます。特にオリオン座の描写はリアルで「トラペジウム」はもちろん「リゲル」は青白く「ベテルギウス」は赤く描かれています。真面目な作品ですね~。遊び的なコトも忘れてません。ボランティアのおじいちゃん3人組が出て来ますが、リーダーの人は内村光良さんが演じてますが、アト2人は高山一実さんと西野七瀬さんが演じています。おじいちゃんの役なので、この人の声!と気づくのは難しいですが、明らかに違和感があります。いい話なので、アイドルに興味が無い方々にもオススメします。(M)

コメントを残す